さいえんす ラボ

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できる人は身に付けている!?これから最も必要な概念『視座』とは。

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『視座』という言葉を聞いたことがありますか?
『視野』や『視点』という言葉は一般的ですが、視座は聞き慣れない言葉かもしれません。

でも、最近ビジネス界隈ではこの『視座』という言葉が注目されています。
僕の”視点”でこの視座という言葉を書きたいと思います。


『視座』とは

物事を見る姿勢や立場。
デジタル大辞泉より

最近の世の中の傾向として、ダイバーシティや価値観の多様性などが挙げられます。
安倍政権の掲げる一億総活躍社会というのもその一つです。

なので、この『視座』という考え方が重要になってきました。
人・会社など様々な考え方や価値観が生まれてきて(というか重要視されてきて)、モノやサービスもその価値観ごとに提供しないと受け入れられなくなってきました。

政府が掲げる「働き方」改革の根底にあるのもこの多様性によるところが大きく、男性・女性・若者・子育て世代・リタイヤ世代など色々な人に活躍してもらおうと考える前提としては、その立場や価値観も一緒に考えていかなければいけなくなったのです。


混同しやすい言葉としては、『視点』や『視野』という言葉があります。

視点は物事のどこに着目して見ているかという概念で、簡単にいうと虫眼鏡を使ってフォーカスしているイメージです。どこにフォーカスしてますか?というと感覚が近いです。

視野は物事をどこまで幅広く見ているかという概念で、簡単に言うと首を振って周りを見渡しているというイメージです。あとこの視野という言葉には「時間」の概念も含まれていると思っています。

どれもビジネスを進めるには必要な概念で、僕はこれをセットで考えることにしています。



視座は『変える』という表現が正解

インターネットで視座を検索すると、「高くする」「低くする」という言葉が関連ワードとして出てきます。
でも前項の言葉の定義からすると、高い・低いは適切な言葉ではありません。

『視座』という言葉には『変える』という言葉がぴったり合います。
ようは立場を変えて物事を見る・考えてみるということです。

おそらく、この「立場」という言葉には上司や社長といったいわゆる上位の人をイメージする場合がおおいので高い・低いという表現が間違って広がっているものと考えます。

また、「目線」という言葉には高いという言葉が合うのでそれと混同されているかもしれません。

誰がどのように物事を見ているかという考え方なので、変えるという表現を使いたいですね。

少し前から「お客様目線」「お客様の視点になって考える」みたいな言葉が企業では出回っています。いわゆるCF(Customer First、お客様第一)です。
今まではCS(Customer Satisfaction、お客様満足度)でしたがほとんどの企業がCFに切り替わっているように思われます。

少し横道に逸れますが、このCSとCFは似て非なるもので、まさに『視座』の概念が違います。
CSはお客様満足度なので、物やサービスはあくまで「企業目線」で提供され、それがお客様をどれだけ満足させているかという指標になります。自分たちのやったことの成果をお客様に問うているわけです。とかくお客様アンケートの類を重要視する傾向があります。
一方、CFはお客様第一なので、物やサービスは「お客様目線」で提供されます。企業の活動としてもお客様の意見はアンケートよりも、売り上げ・成績に現れるものとして、自分たちのやったことは正しかったのかと自問自答する活動です。従って必要になってくるのが『視座を変える』なのです。


更に重要な『視座の一貫性』

『視座』という言葉や概念は
これは、ビジネス書が好きなたけぽんが色々と探し回ってもあまり見たことのない考え方ですが、視座はただ変えるだけではダメです。
視座を変えた時に、一貫性のある考え方をとるということが大切なのです。

例えば、サラリーマンが会社の中で視座を変えると、上司や社長といた立場でものを考えると普段とはまったく違う視野・視点が得られます。これは自分の立場を改めて認識できるので仕事を円滑に効率良く進めるためには良い手段です。

でも、社長の目線で考えたこと・発想したことは一般社員では到底一人ではできません。それどころかそれをやろうと上司や同僚にいうと、「こいつ頭がおかしくなったのじゃないか」と思われてしまいます。

こういう時大事なのは、必ず自分の視座に戻ってくる、ということです。
ただし、視座を戻したからと言って考えたこと・発想したことまで戻してしまっては意味がありません。
その考えたこと、発送したことを自分の立場だったらどのように取り組めるかを現実目線で考えることが大事なのです。

そのためには、短期決戦を望んではいけません。
長期的展望が必要になります。
だから、時間的に視野を広げる必要があります。

これができている人・できていない人では小さな仕事1つとってもそのパフォーマンスに雲泥の差がでてきます。


まとめ

いかがだったでしょうか。
『視座』という意味を理解いただけたでしょうか?

最後に、概念図を。
この図の中で矢印のごとく自在に動き回ること、これが視座を変えるということです。

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